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【アマチュア無線開局】どんな無線機ではじめればよいのか ?

【アマチュア無線開局】どんな無線機ではじめればよいのか ?

 

ハンディ機

 

 

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はじめに

これからアマチュア無線をはじめたいのだが、どんな無線機を購入すればいいんだろうとお悩みですか ?

ハム歴57年の現役アマチュア無線家がアドバイスをします。


この記事ではこれからアマチュア無線を始めようという方にどんな基準で、無線機を選べばいいかについてご紹介していきます。

 

昔は選びようがありませんでした


私がアマチュア無線局を開局した57年前にはこんな悩みはありませんでした。

現在は新品で2万円を切るハンディ機から100万円オーバーの固定機までさまざまな無線機があります。

これでもメーカーが次々と新製品を発表していた、1990年代から比べると随分少なくなっております。

 

57年前にはハンディ機やモービル機はなく、HF帯の無線機がほとんどで、僅かに三田無線研究所やトヨムラが50MHzの無線機を販売しておりました。

HFの無線機も現在は廃業してしまった中小企業の製品がほとんどで、唯一現存のメーカーではケンウッドの前身である春日無線の送信機と受信機がありました。

 

限られた種類の中から選ぶしかなく、またとても高価でしたので、多くのアマチュア無線局は自作をしておりました。

一月の給料では買えませんでした。

ヤエスもアイコムも創業はしておりましたが、まだアマチュア用の無線機は売り出してはおりませんでした。

 

アマチュア無線で何をやりたいのか

アマチュア無線にはいろいろな用途や目的があり、何にでも対応できる万能の無線機はありません。

まずはアマチュア無線で何をやりたいのかを決めてください。

それによって必要な無線機も絞られてきます。

 

友人、知人、家族と交信がしたい

 例えば友達や家族あるいは先輩と交信がしたい等特定の人と交信したい場合は一番大事な事は周波数とモードが一致しなければ交信できません。

現在一番ポピュラーなところでは144/430MHz帯のFMモードです。

144/430MHz帯のデュアルバンダーのハンディ機、モービル機、固定機といろいろあります。

 

さらに28MHzや50MHzや1200MHzを加えたトリプルバンダーもあります。

またHF~430MHzオールモードの無線機もあります。

 

相手の無線機が144MHz帯FMなのに430MHz帯やSSBの無線機ではダメです。

144MHz帯のFMモードの無線機が必要になります。

 

また決して安くありませんので、価格も無線機選びの重要なファクターです。

余裕のある方は保証のある新品の購入も結構ですが、中古品という手もあります。

一番手軽なところではヤフオクやメルカリでしょう。

リスクもありますが、中古品ならば現用機にはない特殊なモノもあります。

 

まだ何をやりたいのか良く分からないが、取り敢えずアマチュア無線を体験してみたいという事ならば、144/430MHzのハンディ機もしくはモービル機の中古品をお買い求めになるのも良いかと思います。

交信相手がいなくて困るという事はありません。

モービル機の場合は他に電源とアンテナが必要になります。

 

海外局と交信をしたい

世界には260万局を越すアマチュア無線の仲間達がいます。

アマチュア無線の世界では遠距離の事をDXと呼び、海外局などの遠距離の局との交信する事ををDX通信と呼んでいます。

海外局との交信には、HF帯(短波帯)がほとんどです。

短波帯の電波は地球のはるか上空にある電離層で反射しますので、遠くまで飛んで行ってくれます。

 

海外との交信はHFがメインになりますが、50MHzや海外でも近いところならば144MHzでも可能です。

またアマチュア衛星を利用した衛星通信という手もあります。

 

海外との交信には当然ハンディ機では無理なので、前述のFT-857や固定のHF機が必要になります。

価格面でも新品はかなり高価になりますがヤフオク等では一万円以下で落札できる場合もあります。

アンテナも屋外にそれなりのアンテナを設置します。

 

災害時に役に立ちたい

アマチュア無線ならではの行動で 社会に貢献する事もできます。

大規模災害で通信のインフラが使えなかったり、十分でない時にアマチュア無線ならではの行動ができます。

近距離通信用のVHFやマイクロウェーブまた遠距離通信が可能なHFとアマチュアにはさまざまなバンドがありますので、目的に合わせた運用ができます。

 

また停電になった時でもハンディ機やクルマに積んだモービル機は運用ができます。

この事は重要で過去の阪神淡路大震災や3.11でもさまざまな事例があります。

 

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アワード(賞)集め


決められたルールに基いた交信を成立させると、それを証明するアワードが発行されます。

アワードの種類はメジャーなものから、マイナーなもの、地域限定等数多くあります。
 

コンテスト

コンテストにもいろいろあり、国際的なものから決められたエリア内のものまでさまざまなコンテストがあります。

「一定時間内にどれだけたくさんの局と交信できるか」を競い合うのが、アマチュア無線のコンテストです。


JARLが主催しているコンテストとしては、ALL JA、ALL ASIAN、6m&DOWN、フィールドデー、全市全郡などがあります。
コンテストに上位入賞するには、運用のテクニックも必要ですが、無線機やアンテナの整備、コンディションの把握も重要な要素です。

 

無線機を自作する

モノが溢れている今の時代こそ無線機やアンテナを自作を楽しむのもアマチュア無線家ならではの道楽ではないでしょうか?

私が開局した頃はハムショップなるものは存在していませんし、パーツ類も限られたモノしかありませんでした。

 

また通販も今ほど充実しておりませんし、宅急便などもありませんでした。

現在はアマゾンをはじめマルツ、秋月電子通商等を利用すれば大概のモノは翌日には届きます。

 

マイクロウェーブもほとんど市販されておりませんので、自作がメインになります。

世界に一台だけの無線機を作るのも何事にも代えがたい喜びがあります。

 

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他にもいろいろあります

その他にも画像通信、ARDF等アマチュア無線の楽しみ方はいろいろあります。

また同じアマチュア無線という趣味を語り合うミーティングも楽しいものです。

 

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