懐古オヤジのボヤキ録

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アイコムのIC-706はモービル運用を意識したトランシーバー

アイコムのIC-706はモービル運用を意識したトランシーバー

2017/12/06更新 

IC-706

 

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アイコムのIC-706とは

アイコムのIC-706は1995年に発売された、小型でセパレート運用が可能な1.9~144MHzまでをカバーしたオールモード機です。

発売時には世界最小サイズをうたっておりました。

 

セパレートタイプにし、50MHzと144MHzを加えた事により、よりモービル運用向きの無線機になっております。

一昔前のTS-130等のHFのみの無線機と比べるとVHFが加わっても随分と小さくなりました。

現在では各社ともHF/50/144/430MHzオールモードが当たり前になっております。

 

IC-706には3種類あります

IC-706(無印)は1995年8月発表 
IC-706はHF帯:100W、50MHz帯::50W、144MHz帯:10W(以上SSB)
IC-706Sは各バンドSSBは10Wモデルになります。

 

IC-706MK2 は1997年4月に発表 されました。
IC-706(無印)からVHF帯の感度向上、バンドスイッチを加える等の操作性の向上。 
フィルター特性の見直しと内臓スピーカーを大口径 に変更して音質の改善。
オプションフィルター2本の収納スペース確保。
VHF帯の送信出力を50MHzが50W→100W、144MHzが10W→20Wとパワーアップ。 
等の改良が行われております。

 

さらに1998年8月には IC-706MK2Gが発表されました。
主な改良点はV.UHFの強化で、430MHz帯が追加され、144MHz帯は50Wになりました。

 

このように年を追ってIC-706シリーズは進化しております。

 

今回入手のIC-706

今回入手したIC-706は初期の無印です。

今回入手したモノは持ち込み買取でしたが、動作の確認は行っておりませんでした。

そろそろクーリングオフの期間も終了するので、デスクの上に引っ張り出して点検を行ってみました。

 

残念な事に電源が入りません。

前回も電源の入らない無線機がありました。

今回は簡単な故障で良かったのですが、20年以上経った無線機は電解コンデンサーをはじめ壊れ頃です。

 

電源スイッチを押すとかすかにカチッとリレーの働く音が聞こえますが、電源は入らず液晶も点灯しません。

この無線機は本体と前面パネルの接続にスプリング式のピンを採用しています。

この部分が怪しいと踏んで、接点洗浄剤と綿棒で接続部分を磨きます。

 

にスプリング式

 

接続部分

 

ピンポーンで見事電源が入るようになりました。

 

前面パネルをはずしてみると、クルマに積んでモービル運用をされていたようで、裏側に両面テープの跡が残っております。

 

両面テープの跡

 

まとめと反省点

不良(不動)無線機にどう対応すればいいのか、大変大きな問題点であります。

買い取りの依頼のある無線機の大半が、製造以来20年以上を経た機器です。

いつ故障してもおかしくはない無線機です。

 

持ち込み買取の場合は時間さえいただければ、基本動作くらいの確認は可能です。

しかしわざわざお持ちいただいたお客様を待たせるのも考えものです。

また出張買い取りの場合は交流100V仕様の機器の通電の確認くらいしかできません。

 

今の簡単にところできる事と言えば問い合わせの段階での、通電の有無の確認くらいでしょうか。

なかなかむつかしい問題です。

 

 

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