懐古オヤジのボヤキ録

古本、無線機の買い取り、修理をしています。

オシロスコープ等は使えますが、修理は段々と難しくなってきております

オシロスコープ等は使えますが、修理は段々と難しくなってきております

 

Radio valvolare Geloso

 

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古い真空管式の無線機やラジオの修理については、道具は随分良くなったし、昔はとても使えなかった道具や測定器も使えるようにはなりました。

スペアナはおろかオシロスコープでさえ夢のまた夢でした。

 

それが中古とはいえ自分で使えるとは思ってもみませんでした。

今では少し頑張れば新品に手が届くような時代です。

 

反面視力の衰えや根気の無さと言った心身面でのマイナスや、真空管用パーツの入手が難しくなってきたという事を考えると一概には環境が良くなったとは言い切れません。

 

特に根気の無さには自分ながら嫌になってきます。

それに加えて物忘れのヒドイ事。

今さっき使った道具が見当たりません。

ハズしたビスが余ったり、足りなくなったり。我ながら嫌になってきます。

 

大分昔に一度電解コンデンサー、トランス、真空管、パーツ類をすべて廃棄してしまいました。
その時にはあまり先々の事は考えずに、少しでも片付けて身軽になりたい一心でした。
しかし今となっては廃棄した事が悔やまれます。

 

 

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先日手に入った昭和14年発行のマツダ新報に、12Y-R,12Z-P1,12X-K1,24Z-K2を使用した、並3、並4の記事がありました。
「興亜大建設のため大陸に矛を進めてから茲に二ケ年有餘(中略)
銅、鐡の如き軍需資材は極力之が節約をはからなければならない」
とあり銅、鐡を使用するトランス類の製作が、抑制されたようです。

 

マツダ新報 マツダ新報2 マツダ新報3

 画像がぼやけてしまいました悪しからず

 

戦前、戦中からトランスは貴重でした。

私も中学生の頃にボッコ屋巡りをして、古いラジヲを貰ってきてはトランス、バリコン、真空管と選り分けては送信機等に使っておりました。

 

今も真空管用のトランス類はオーディオ人気もあって、結構いいお値段になっております。

タンゴ、ラックス、サンスイ等のトランスは、オークションでもプレミアがついて当時の値段よりはかなり高くなっております。

 

真空管も同様で入手にはかなり苦労します。

ラジオ用のST管などは昔は簡単に手に入りました。

家電量販店の進出に伴い、街の電器屋さんもすっかりなくなってしまいましたが、昔は道端に古いラジオが捨ててあったり、街の電器屋さんでも古いラジオはタダで貰えたりしておりました。

 

電解コンデンサーは値段はさほどでもありませんが、性能が良くなったうえに小型化されておりどうもバランスが悪い気がします。

できるだけ当時の姿のまま修理したいので、チューブラー型のコンデンサーも手に入りにくくなっております。

マイラーコンデンサーなら簡単に手に入りますが !

 

大容量の抵抗もかなり入手が難しくなってきました。

3W型位までの酸化金属皮膜抵抗は各通販店でもあるようですが、それ以上になると探すのに苦労します。

 

中間周波トランスもマルツ、秋月電子等にはないようですし、どこかにあるのかな ?

壊れたら巻き替えて使うか、オークションで探すかしか方法が見当たりません。

しかしハニカム巻きは簡単には巻けそうにありません。

 

小物部品にもこんなモノがというモノがどこを探しても見つからない事もあります。

いずれにしても古い無線機やラジヲ等を修理をするのは難しい時代になりました。

 

こんなモノが少し頑張れば手に入る良き時代です。