懐古オヤジのボヤキ録

古本、無線機の買い取り、修理をしています。

古い無線機が売れなくなりました ! 原因と対策を考えてみる

古い無線機が売れなくなりました ! 原因と対策を考えてみる

 

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最近の古い無線機の相場の下落がとまりません。

このヤエスの送信機一年くらい前の相場は一万円位でした。

最近のヤフオクでの落札価格をオークファンで調べてみてビックリ。

それなりに台数は出ておりますが、値段はナナナント1,600円~3,000円。

買い取り価格にもなりません。

 

古いモービル機などは1,000円で出品しても見向きもされません。

マイクや電源コードなど付属品の方が高額で取引されます。

 

古い無線機の相場下落の要因

 

アマチュア無線局の減少

 

何といってもHAM人口の減少です。

HAM人口の減少によって、需要と供給の関係が逆転してきました。

古い無線機を売りたい人は一杯いるのだが、それを求めるHAMは減少の一途。

特に自作や修理を楽しんでいた古いOMさんが、少なくなってきました。

旧スプリアス規格無線機の登録のタイムリミット

 

一年くらい前から古い無線機の投げ売りが出始めました。

背景には旧スプリアス規格無線機の登録のタイムリミットが近づいて来た事にありそうです。

 

www.kawahanashobo.com

 

①旧スプリアス規格の無線機はまったく使えなくなる

②29年11月30日以降使えなくなる。

③34年12月1日以降使えなくなる

お役所文章の解り難さもあって上記のように思い込んでいる人が相当数いる事が原因です。

 

さあ大変だ「早く売り払わなくては高い値段で購入した無線機が使えなくなる。」

しかしこれは誤解です。

 

たしかに旧スプリアス規格の無線機は総務省での受付は29年11月30日までです。

しかし旧スプリアス規格の無線機がまったく使えなくなるわけではありません。

総務省公示「アマチュア局の無線設備の保証要領」の一部が改正され、保証の対象として、スプリアスの確認に係る保証「スプリアス確認保証」が追加されました。

このスプリアス確認保証は、総務省が公表した新スプリアス規格への確認手続きに代わるものとして、アマチュア局用に新たに制度化されたものです。

 

この「スプリアス確認保証」を日本アマチュア無線振興協会(JARD)またはTSS株式会社

で受けて総務省に提出すればいつまでも使えます。

どちらを利用するか迷うところですが、一長一短があります。

 

日本アマチュア無線振興協会(JARD)の保証料は

スプリアス確認保証料の内訳(基本料に台数分を加算した額)
●基本料(基本料には1台分の保証料を含みます) 2,500円
●2台目以降 2台目以降は、装置1台毎に1,000円
(例)3台出願の場合
1台目 2,500円+(2台×1,000円)= 4,500円

(JARLの会員は割引があります)

 

TSS株式会社の保証料は何台でも3,000円です。

費用面では圧倒的にTSS株式会社が安いのですが、日数がかかります。

一人でこなしているとの噂もあります。

 

コレクターが少なくなった

 

住宅事情もありますが、コレクターが少なくなってきました。

無線機を実際に使うのではなく、コレクションとして収集している方は、どこそこのXXXラインを揃えたいとか、〇〇〇シリーズを全部揃えたいという欲望があります。

また希少な無線機は何としても欲しいという人も昔は大勢おりました。

 

 

何か対策はあるのか

 

価格を少々下げたくらいでは、現状ではなかなか売れそうにありません。

バラシてパーツとして販売する手も考えられますが、当然無線機の体をなしている物に比べれば売れ行きは悪そうです。

 

一部図体が大きく、重量もあり仮に売れても梱包に困るような測定器類をバラシてパーツとして出品してみました。

HPのSSG8664Bで総重量は30Kgオーバーで、ユニット単体でも結構頑丈にできており相当重量があります。

 

測定器内部

 

このように小さくて軽いモノなら梱包も楽です。

まったく売れないわけではありませんが、やはり他の測定器等と比べると売れ行きは芳しくありません。

ばらす手間とばらした後の管理や保管場所の事を考えるともう一考が必要です。

 

発振器

 

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