懐古オヤジのボヤキ録

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遂にベールを脱いだヤエスとケンウッドの新鋭無線機

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現地時間の2018年5月18日(金)から5月20日(日)まで、アメリカのオハイオ州ジーニアで世界最大規模のアマチュア無線イベント「ハムベンション(Hamvention2018」

が開催されています。

行きたくともとても行けませんが、その内容が、SNS等で漏れ伝わってきております。

 

JVCケンウッドの予告

JVCケンウッドは今年3月に海外で「To be unveiled at Dayton Hamvention(デイトン・ハムベンションで公開)」と書かれたティーザー広告を掲載して話題となっておりました。

 

ティーザー広告(ティザー広告)とは、商品を大々的に取り上げず、断片的な情報だけを公開し、消費者の興味を引くことを意図したプロモーション手法のことで覆面広告ともいわれております。

 


中央に赤いベール(布)に包まれコタツのように見える立方体があり、その下部にはTS-590GとTS-990が並び、両機種と赤いベールの立方体はそれぞれ点線で結ばれている。

 

ティーザー広告

 

よく見ると、TS-590GとTS-990の間の点線には3つの「丸」があり、左から3番目の赤い「丸」に赤いベールの立方体が繋がっている。

TS-590GとTS-990の間の「丸」は左から順番にTS-690-TS-790-TS890とも読み取れる

この事からこれは「TS-590GとTS-990の間に位置する、新製品が出ますよ」という意味だと推察されてきた。

 

ケンウッドの HF/50/70MHz帯の新製品「TS-890S」

 

「ハムベンション(Hamvention)2018」のJVCケンウッドブースには、HF/50/70MHz帯の新製品「TS-890S」が展示されている。

 

TS-890S

 

ハムベンション2018で初展示された、JVCケンウッドの「TS-890S」のイメージ写真

 

 会場展示によると、TS-890SはHF/50/70MHz帯のオールモード機(100W出力)。
ただし70MHz帯は50W出力でヨーロッパ向けの“Eタイプ”のみが対応なので、日本国内では対応外。

 

TS-890Sの特長

ディスプレイはTS-990シリーズと同様7インチのカラーTFTを採用し、バンドスコープや各種情報を表示できる。

 受信部は全周波数帯をダウンコンバージョン方式でカバー。

500Hz/2.7kHz/6kHz/15kHzのルーフィングフィルタを標準搭載(ほかに270Hzのフィルタをオプション設定)。
また最近話題になることが多いRMDRは112dB、3次IMDは112dB(2kHz離調、14.1MHz CWモード BW500Hz、プリアンプOFF時)と発表されている。

因みにアイコムのIC-7851は116dBである。


RMDR(Reciprocal Mixing Dynamic Range)とは「受信回路のLOに付随するフェーズノイズにより近接する強入力信号からのブロッキングの影響で、受信感度がどの程度悪化するか」の指標。

数字が大きい程ブロッキングの影響が少ないことを示します。

一般的にLOのフェーズノイズが小さいほど、この特性が優れています。

 
日本での発売予定は現時点で不明だが、会場の掲示物には「Coming this Summer」とありますので、ハムフェアでの発表の可能性は極めて高い。

 

何はともあれ、このところアマチュア無線機とりわけHF機に興味がないと思われたケンウッドが、まだアマチュア無線をやる気だとわかった事は喜ばしい。

ただ元マイクロウェーバーとしてはTS-2000の後継機の方が気になります。

 

ヤエスもHF/50MHz帯トランシーバ 「FTDX101D」を参考出品

 

ヤエスも負けじと参考出品しております。
八重洲無線株式会社の米国子会社、Yaesu USAは会場内の同社ブースでヤエスの代名詞ともいえる名機「FT-101シリーズ」を彷彿させる型番のHF/50MHz帯トランシーバ 「FTDX101D」の参考出品を行っています。
同機種の発売は2018年10月を予定しているといいますので、こちらもハムフェアでの動向が気になります。

 

名機“ワンノーワン”がSDR技術の採用で復活!? ハムベンション2018で八重洲無線が参考出品した「FTDX101D」。


2バンドの同時受信が可能で、サイズは420W×130H×320Dmm、重量約12kg

 

FTDX101D

 

 

 

◆概要:
・1.8MHz~50MHzをカバーする送信出力100W、アンテナチューナー内蔵、デュアルレシーブトランシーバ

 

・SDR技術を採用したワイドバンドフロントエンドの回路構成

 

・驚異的な多信号特性を実現したFT DX 9000のミューチューニングシステムのシェープファクターをさらに改善し、バリアブルコンデンサーによる小型化を実現した「VCチューニングシステム」を新開発、RFフロントエンドに搭載し圧倒的な多信号特性を実現

 

・定評の完璧な混信除去機能「IF SHIFT」「IF WIDTH」「CONTOUR」「IF NOTCH」「APF」を搭載

 

・7インチの高精細大型カラータッチパネルを採用

 

・「アクティブバンドモニター」による視認性、操作性の優れたバンド選択キー

 

・メインVFOノブはデュアルダイアル機構を採用、外側のダイアルはVCチューニング調整、クラリファイアーなどの多機能ダイアルとして動作

 

◆スペック、その他:
・寸法:幅420×高さ130×奥行320mm(突起物を含まず)
・重量:約12kg
・販売価格:未定
・発売時期:2018年10月予定